渡嘉敷漁業協同組合

採取制限

造礁サンゴは採ったらダメ! 売ってもダメ! 持っているのもダメです!

  沖縄県の天然の造礁サンゴ類の採捕等は禁止されています。
違反すると沖縄県漁業調整規則及び漁業法により、
最高で罰金200万円、もしくは懲役3ヵ月の罪になります。



造礁サンゴ類とは

  造礁サンゴ類とは、骨格を持ち、サンゴ礁を形成するサンゴで、刺胞動物のうち、イシサンゴ目、アナサンゴモドキ目、アオサンゴ目、ヤギ目及びクダサンゴ科に属するものです。

珊瑚の種類

天然岩石や砂の採取も制限されています!

  沖縄県において、漁業権が設定されている海での岩石(天然ライブロックを含む)や砂の採取は、制限されています。
また、渡嘉敷島を含む慶良間諸島海域一帯は、漁業権外の区域でも漁業関係以外の法律によって採取は制限されています。


ライブロック(Live rock)とは

  天然ライブロックとは、さんご礫のかけらやサンゴの死がい等に、藻類や微生物等が付着したものを言い、海にあるサンゴ礫や岩など全てこれにあたります。(採取禁止)
養殖ライブロックとは、擬岩(人工物に限る)の表面等に藻類や微生物等を付着、増殖させたものを言います。
ライブロック
ライブロックは、魚などの住処や水質の安定などのために役立っています。


養殖ライブロックの一例

養殖ライブロック
養殖前

擬岩にタグやラベルが付いています。



タグの裏側には通し番号が記載されています。
養殖ライブロック
養殖後

藻類や微生物が活着しています。

また、漁協が発行した養殖証明書が添付されます。

※ ライブロックを購入する場合は、適正に養殖されたものかどうか、販売先に確認して下さい。

造礁サンゴ類の採捕等の禁止について

採捕とは、自然状態にある水産動植物(死骸も含む)を採取・捕獲する行為をいいます(養殖されているものを収穫するなどの行為は含まれません)。
沖縄県漁業調整規則では、下記の事項は禁止されています。

● 造礁サンゴ類の採捕
  1. 海中において自生しているものは、採捕が禁止されています。
    岸壁、消波堤、ロープ、鉄筋、基盤等に自然に付着し、生育しているものも含まれます。ただし、養殖されているものは除きます。
  2. 折れて海域に落ちているもので(生死は問いません)、原形をとどめているもの(砂状、れき状、石状等の死サンゴは除く)も採捕禁止です。
  3. サンゴの死骸(骨格)も採捕禁止です。
  4. サンゴの卵自体は対象外ですが、卵の付着した基盤等は、天然的状態にあるとみなすことができますので、採捕禁止です。

● 違法に採捕したサンゴの所持、販売は禁止されています。
  ただし、大学、公的機関及び民間の調査会社等が行う試験研究や教育実習を目的としたもの、また、増養殖用種苗の供給のための採捕については、県は、その実施内容を審査した上で、特別に採捕を許可することができます。

● サンゴの移植(植え付け)について
  現在、県内で行われているサンゴの移植(最近は、植え付けとも呼ばれています)には、養殖されたサンゴが用いられています。移植のために、天然のサンゴを採捕することは、試験研究に該当しません。また、教育実習が目的であっても、天然サンゴにダメージを与え、移植する行為は、本末転倒であるためできません。(参考:サンゴ移植マニュアル

● サンゴを購入する場合には
  天然のサンゴは購入することができません。養殖されたサンゴであること(人工物の基盤やタグがついています)、また、漁協が発行する養殖証明書も併せて確認してください。

● サンゴのかけらの利用について
  海岸に落ちている原形をとどめていないサンゴのかけらの利用については、水管理・国土保全局所管(海岸防災課 098-866-2410)へ問い合わせてください。
ただし、国立公園である渡嘉敷島では全ての自然物の採取が許可されていません。したがって浜辺のサンゴの死骸等も採取しない、持ち帰らないでください。

● サンゴ礁の保全について
  最近はサンゴの移植(植え付け)やサンゴ群集修復のための技術開発が行われていますが、サンゴを保全するには、これらの方法以外でサンゴ礁を保全していくことも重要です。
   ・農地や開発地等から赤土を流出しない・させない
   ・保護すべき海域を定め、オニヒトデを駆除する
海での遊泳時や釣行時にもサンゴを傷つけないよう、意識をもってサンゴの保全に努めてください。

ダメよダメよダメなのよ
お問い合わせ<沖縄県>
  農林水産部水産課 漁業管理班 ℡ 098-866-2300
  宮古支庁農林水産整備課 漁港水産班 ℡ 0980-72-2365
  八重山支庁農林水産整備課 漁港水産班 ℡ 0980-82-2342